あるみの気ままブログ

とある東大生がゆるーく語ります。

#76 学生寮という選択肢〜メリットとデメリット

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みなさんこんにちは、あるみです。

明日から多くの国公立大学で

前期試験の合格者が発表されますね。

私立大学・国公立大学の推薦枠は

すでに合格発表を終えたところでしょうか。

合格した方は本当におめでとうございます!!

 

大学進学を機にひとり暮らしを始める人も多いと思います。

私は4年生後期になって完全なひとり暮らしを始めるまでは

学生寮に住んでいました。

「学生寮ってどんな感じ?」と聞かれることが多いので、

住んでみて感じたメリット・デメリットを紹介していこうと思います。

学生寮に住むことを検討している人の参考になれば幸いです。

それではどうぞ!!

 

 

どんな寮に住んでいたか

私は1年生〜2年生(駒場時代)の2年間と

3年生〜4年生9月(本郷時代)までの1年半、

計3年半で2つの寮に住んでいました。

どちらも大学直轄の寮ではなく、

会社が運営する私設の寮です。

 

大学1~2年生の2年間は

東京大学の女子学生向けの家賃補助制度を利用していました。

これは東大がリストアップした物件から選び、

毎月数万円の家賃補助が受けられるというシステムなのですが、

そこで紹介されている寮の中から部屋を選びました。

家賃+生活費諸々(電気代も一括で引き落としだった)

で確か(家賃補助ありで)10万円弱ほどだったと思います。

 

www.u-tokyo.ac.jp

 

大学3年〜4年9月、本郷に引っ越してから住んでいた寮は、

寮に絞ったお部屋探しサイトから選びました。

サイトから選んだ候補の寮に3つほど内見に行き、

設備や食事、大学からの距離を総合して

一番良いと思った寮に決定しました。

家賃は9万円ほどでした。

 

 

メリット

セキュリティが万全

私の住んでいた寮は入り口がカードキー式になっており、

外部の人が入れないようになっていました。

また管理人・スタッフさんが24時間常駐していて、

困った時、体調を崩した時などは

身の回りのサポートをしてくれる安心感がありました。

 



 

食事付き

寮のメリットといえば何といっても寮食。

自炊を続けるのは大変、でも外食だと栄養バランスが心配……

寮では栄養バランスの取れた食事が提供されるので、

その悩みからは解放されます!自炊しなくてもいいんです!!

何も考えなくても料理が出てくるのは、

忙しい大学生にとってはありがたい!!

 

実際の写真はこんな感じ。

朝ごはんのフレンチトースト

 

晩御飯の鶏の唐揚げ

 

私が住んでいた物件は食事がおいしかったのですが、

(見学会の時にも「食事が好評です」と言われましたw)

別の寮に住んでいた友達からは

「食事があまり美味しくない」という話も聞くので、

食にこだわりのある方は

実際に住んでいる人に聞いてみたり、

内見の時に食事の写真を見せてもらうのがいいかもしれません。

 

また寮の食堂は提供時間が限られているので

(例えば私が住んでいた寮では【18~22時】が食堂が開いている時間でした)

  • バイトや研究で夜遅くまで出掛けている
  • 友達との外食が多い
  • 好きなものを食べたい・好き嫌いが多い

などの人には大きなメリットにはならないかもしれません。

(※寮によっては食事を全てキャンセルできるところもあります。)

 

掃除が楽

私が寮住まいを選んだ理由は

「忙しくて家事をする時間がなくてゴミ屋敷になったらどうしよう」

などひとり暮らし、特に家事に不安があったからです。

母校訪問や中高生向けの大学紹介での質問コーナーで

「ちゃんと身の回りのことできるようになるんでしょうか?」

というひとり暮らしに対する不安が滲み出た質問を頻繁にいただきます。

(本人はもちろん親御さんからも笑)

 

 

そんな家事に不安を抱いている人には寮はピッタリです!

自室にはトイレ・洗面台しかなく、

キッチン、お風呂、ランドリールームは共用スペースとなっていました。

共用スペースはスタッフさんが掃除してくれるため、

自分で掃除する必要がありませんでした。

 

また部屋も小さかった分、自分で掃除するスペースが少なく

部屋はいつも整頓されていました。

(整頓しないと足の踏み場が無くなる、

というプレッシャーもあったので笑)

 

デメリット

共用スペースが多い

先ほど紹介した「共用スペースが多い」というメリット、

実はデメリットにもなり得ます。

共用スペースを綺麗に使う人もいれば雑に使う人もいて

「美意識」の基準は人それぞれです。

 

泡でベトベトの洗面台、油でギトギトのままのキッチンに

何度うんざりしたことか……。

 

その分

「人の振り見て我が振り直せ」

「使う前より美しく」

のマインドが身につき、寮生活を通して

人間的には成長できた実感はあります((( ´••` )。

 

生活の自由度が小さい

例えばほとんどの寮には門限が設定されています。

私の寮では23時が門限で、それ以降は

カードキーでエントランスが開けられない仕様になっています……!

また規則上友達を気軽に呼べない寮もあります。

(コロナで規制が厳しくなった気がする)

そのため

「カラオケでオール」

「遊びに来た友達を泊めてあげる」

「宅飲み会」

などいわゆる大学生らしいプライベートは制限されるかもしれません。

 

 

逆に「ひとり暮らしをするとだらしなくなっちゃいそう」

と心配する人にとっては

自律のある生活を強制的に送れる

のでメリットかもしれません笑。

 

ちなみに私は寮を離れた現在でも

「終電までには帰宅する(←門限を意識して)」

「休日の朝でも早く起きる(←食堂が閉まる前に朝食を食べる癖がついて)」

という自律的な習慣が染みついたままです`; )。

「律儀だね〜」と周りからはよく言われますが、

これも3年半の寮生活の賜物かなと思います。

 

物件が限られる

普通のマンション・アパートであれば

大学から歩いて通える距離に物件があったりと、

選択肢が広がります。

それに対して「学生寮」と条件を限ってしまうと

大学から離れている物件となる場合が多いです。

 

スタッフさんの人件費や

寮の充実した設備投資のための共益費などを勘案すると、

概して学生寮の方が家賃が高いです。

通学距離を取るか、快適な寮暮らしを取るか……。

そこは自分の価値観やお財布と相談といったところでしょうか。

 

 

私がちょうどコロナ禍で人間関係が遮断されていた時期に

大学生活を送っていました。

そんな中でも管理人・スタッフさんとの繋がりによって

あまり孤独を感じることなく、精神的に助けられた

という一面もありました。

 

またコロナ禍前の1年生の頃はパーティーなど寮でのイベントが

行われていて、学生同士の交流もありました。

同じ寮に住んでいた友達とは今でもとても仲が良く、

寮を離れた今でもよく一緒に食事に行きます。

 

人間関係の様子は寮の文化によって違うので

寮全般に当てはまるメリットとは言いづらいですが、

アパートやマンションでひとり暮らしをするよりは、

人の気配を感じながら生活ができますし、

運が良ければ私みたいに良い繋がりが構築できると思います!

 

いかがでしたでしょうか。

この記事で寮という選択肢を知るきっかけになりましたら幸いです。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう〜〜〜

 

 

おまけ・

寮に住んでた友達が門限を破ってエントランスから入れなくなった時、

窓から自室に侵入したって言ってたな(´・ω・`)。

その友達、一人暮らしした方が良かったと思う、多分www。

 

 

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