あるみの気ままブログ

とある東大生がゆるーく語ります。

#57 半月板を損傷した話【怪我の始まり編】

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みなさんこんにちは、あるみです。

今回は高三の時に半月板を損傷した経験について

お話ししていきたいと思います。

結構長くなるのでシリーズで紹介していきます。

 

運動部でもないのに、受験の大事な時期に

「半月板損傷」

という大怪我をした経緯について

まずは書いていこうと思います。

 

半月板とは

私が怪我をした部位である膝の半月板について軽く紹介します。

半月板は膝関節にある組織です。

大腿骨(だいたいこつ)と脛骨(けいこつ)の間にあるC型をした軟骨様の板で、

内側と外側にそれぞれ一つずつあります。

半月板は、関節に加わる体重の負荷を分散させる役割と、

関節の位置を安定にする働きをしています。

半月板の位置について

 

参照したサイトがこちら↓

 

www.juntendo.ac.jp

 

高三・5月

ケガの始まりはなんと体育の授業。しかも

スポーツテストの反復横跳び

(今でも家族にネタにされます)

反復横跳びを笑う者は……

最後の1回の着地で膝が内側に入ってしまい、

膝の中から響くような「ぼきん」という音がしました。

膝の痛みが続いたのですが、膝の捻挫だろうと自己完結して、

そのまま普段の生活を続けました。

1週間後に体育大会に出場。なぜか200m走で学年二位だったので

「走れるならまあ大丈夫だろう☆」

と怪我をみくびるに至ったのでした。

 

高三・6月

怪我から1ヶ月経ってもお膝の痛みが長引きました。

しゃがんでから立ち上がる時に膝が剥がされるような痛みがありました。

湿布とテーピングで誤魔化していましたが

「こんなに長引くなんて、おかしい」

と感じ始め、病院に行きました。

かかりつけの先生からは

「靭帯が損傷しているのかもね〜」と軽く扱われ

(まあ反復横跳びで大怪我するなんて医者も思わんだろうな)、

処方されたのはロキソニンのみ。

 

 

高三・7月上旬

7月のある日、事件は起こりました。

自室で落とした消しゴムを拾おうと思ってしゃがんだ瞬間に

膝に何かが挟まったような違和感

そのまま膝を伸ばすことができず

尻餅をついて立ち上がれなくなったのです。

漫画のように後ろにひっくり返った記憶だけ、あります

 

その後に感じた激痛で泣きそうになりました。

その日は急いで病院へ。

 

かかりつけの先生も「これはおかしい」と気づき、そのまま精密検査へ。

MRIで膝を撮影しました。

その後MRIの結果とともに、総合病院送りになりました……。

 

MRIって本当にうるさい☆!!(機材の性質上仕方ないが…)

 

膝を伸ばすことができなくなってからは、

普通に歩くこともままならず苦労しました。

かかりつけの病院で貸してもらった固定具と松葉杖で生活しました。

腕力向上、足の筋力は衰退。

 

診察の結果が出るまでの間は

「私の膝はどうしちゃったんだろう。

ちゃんと治るんだろうか、

一生このままだったらどうしよう」

とクヨクヨしては、

「膝 痛み」「膝 手術」なんてワードで

検索しまくってましたね。

しかも受験の不安も相まって、絶望的な日々を過ごしてましたorz。

 

 

家族にも怪我と受験の不安で当たってしまうこともありました。

それでも母は文句を言わず、学校まで車で送迎してくれていました。

高校へは受験勉強のため、毎日重い教科書を背負って登校していました。

友達に荷物を持ってもらって学校の階段を上り下りしていました。

こんなふうに周りで怪我をした私をサポートしてくれた人には

感謝しています。

 

 

高三7月・中旬

ついに総合病院での診察の日が来ました。

初診×総合病院は一日仕事で、

何時間も待ったのちにやっと診察に辿り着来ました( ´ཀ` )

新たに主治医となった先生は、「名医」「膝のスペシャリスト」として

地元で有名だったのですが、何せ無愛想で。

「はい、膝伸ばして(-ω`- )ムスッ」

「早くベッドにのって(-ω`- )ムスッ」。

塩対応と威圧感が精神に応えましたね、母と共に診察のたびに緊張してました。

MRIの結果と触診から、やはり半月板が損傷していることが発覚しました。

原因不明の膝の痛みの原因がわかってスッキリしましたね。

先生はすでに手術の予定で埋まっていたらしいですが、

なんとか予定をこじ空けてもらい夏休みの初日に手術が決まりました。

 

半月板の手術について

半月板を損傷した場合、

手術の方法には「切除」「縫合」の主に2種類があります。

切除は、

  • 半月板の損傷が半月板の関節中央に近いところ
  • 癒合困難な場所である

場合に行われます。

損傷した部分を縁取るように部分切除するのですが、

切除したところは、再生しません。

術後すぐに歩行が可能になるなど、運動制限がかかる期間が短く済むのですが、

クッションがなくなるわけですから、膝への負担が増します。

 

それに対して縫合は、

  • 辺縁の血流のよいところの場合
  • 縫合して回復の見込みがある場合

に行われる、損傷した部分を縫い合わせる手術です。

縫合した半月板がくっつくのには時間がかかるので、

運動制限がかかる期間が長いです。

しかし断裂部が癒合すれば、もとの半月板と同様な機能が期待できます。

 

参考文献

www.jnj.co.jp

 

私としては将来も運動を続けていきたいので、

より膝に負担のかからない「縫合」を希望したのですが……。

「切除か縫合のどちらになるかは膝を開けて

内視鏡で見てみないとわからない」

と言われて、また不安になりました。

しかし塩対応☆威圧系・主治医に不安をぶつけるわけにもいかず。

大人しく手術日を待ちました。

 

次回!あるみさん、いよいよ手術に挑む!

それでは次の記事でお会いしましょう!!

 

 

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